植物
今年は本の校正と自治会の仕事に時間をとられることが多く、植物の手入れがほとんどできなかったのだが、先日ようやく春に咲く植物のケアが終わった。 春に咲く植物が元気に芽を伸ばしている ケアといっても、私が育てているのは大半が鉢植えの球根植物なの…
明日以降、関東もだいぶ寒くなりそうだが、二月に入ったということで、屋内の窓辺で栽培している南アフリカ原産の植物が次々に咲き始めた。 窓辺の植物たち 今日は、開花した原種グラジオラス2種をまとめて紹介。 ひょろひょろしたグラディオルス・グラキリ…
南アフリカの球根植物キルタンサス(Cyrtanthus)の一番花が開花した。 キルタンサスの一番花が咲いた 咲いたのは<パッショネイト・キング>という名の園芸品種。花は、濃いオレンジ~赤の強烈な色だが、形はわりとすっきりしている。今日はまだ最初の花が咲き…
暑い日が続いているが、早いもので、あと数日で9月だ。今年はアルバイト以外に校正その他で例年になくあわただしく、当面この忙しさから解放されそうにもない。毎年9月に入ると、春に咲く植物たちの植え付け、植え替えで忙しくなるのだが、今年はじっくり時…
裏庭でイチハツ(Iris tectorum)が満開になった。以前から名前だけは知っていたが実際に見たことがなかったので、どんな植物なのか、他のアヤメ属の植物(アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ等)とはどう違うのかを見てみたいとおもったのが、栽培のきっかけ。2…
今日から4月。ちょっと肌寒いが、春らしくさわやかな陽気だ。 冬のあいだ寒さを避けて屋内で育てていた植物の大半はすでに戸外に出してあるのだが、今度は庭植えの植物の芽が出始めたので、その世話や新しく入手した植物の植え付けがとても忙しくなってきた…
今日は雨が降っていたので、庭が濡れて、植物を植えることができない。やむをえず、近所のホームセンターに出かけ、不足している赤玉土を買ってきた。 雨のなか、近所のHCに園芸用の土を買いに行った 赤玉土も、HCで買うと家までもってくるときに重いし、だ…
3月に入り、日中はかなり暖かくなってきたので、室内で越冬させていた植物の大半を戸外に出した。また、なかにはもう枯れ始めたものもあるので、それらは逆に水やりを停止し、次のシーズンに備えさせることにした。 屋内で育てていた植物を戸外に出した。こ…
室内で栽培している南アフリカの原種グラジオラス、グラディオルス・グラキリス(Gladiolus gracilis)が開花した。草丈は約35cm、花のサイズは約5cm。とてもきゃしゃな感じのする植物だ。 ひょろ長い茎に淡い色の花をつけるグラディオルス・グラキリス 細長い…
今日はアルバイトが休み。暖かいので裏庭の枯葉を片づけていたら、沈丁花の株元に細花小貝母(ホソバナコバイモ、Fritilaria amabilis)がひっそり咲いていた。 沈丁花の株元で細花小貝母がひっそり咲いた 中国地方や九州の産地に自生している日本特有のユリ科…
屋内で、南アフリカに自生しているキジカクシ科植物ラケナリア(Lachenalia)のうち2種類の花穂が、目立って伸びてきた。ラケナリア・ムタビリス(Lachenalia mutabilis)とラケナリア・ヴァンジリアエ(Lachenalia vanzyliae)だ。 ラケナリア、ムタビリス(左)と…
戸外で育てているシラー・ミッシェンコアナ(Scilla mischtschenkoana)が開花した。南カフカス(コーカサス)地方からイラン高原にかけて自生しているキジカクシ科の植物だ。寒風をよけるためだろうか、葉が出る前に、花だけが固まって、地面からわき出したよう…
ロムレア・テトラゴナ(Romulea tetragona)の一番花が開花した。南アフリカのケープ地方に自生しているアヤメ科の小球根植物だ。 ピンクのロムレア・テトラゴナ。次の蕾も地面から伸びている。 形状は先日開花したロムレア・グランディスカパ(Romulea grandis…
室内で栽培しているアヤメ科植物ロムレア・グランディスカパ(Romulea grandiscapa)が開花した。 薄紫でかわいい花をつけるロムレア・グランディスカパ 室内で育てているせいか葉が徒長して、細い葉は約30cmの長さ。そのつけ根から約10cmの花茎を伸ばし、その…
昨年末、代々木の園芸ショップで入手したチタノプシス・カルカレア(Titanopsis calcarea)の株に変化がでてきた。 この植物、南アフリカの少雨の高山地帯に自生しているらしいが、生育環境や育て方は今一つ分からない。分類でいうと、ハマミズナ科あるいはマ…
室内で育てている南アフリカに自生するアヤメ科植物ヘスペランサ・オリガンサ(Hesperantha oligantha、ラテン語的に読めば<ヘスペランタ・オリガンタ>)が開花した。葉のあいだから細長い花茎を伸ばし、その先端に直径2cmほどの紫がかったピンクの花がついて…
室内で栽培している、南アフリカに自生している原種グラジオラス、グラディオルス・ウイシアエ(Gladiolus uysiae)が咲いた。わが家では、今年一番最初のグラディオルスの開花だ。 奇妙な色と形のグラディオルス・ウイシアエ このグラディオルス、去年は戸外…
南アフリカの南西ケープ地方に自生するアヤメ科植物ロムレア・エクシミア(Romulea eximia)が開花した。ラベルを見ると、2018年に種を撒いた株だ。 この種は地面から短い花茎が伸びて、その先端に6弁の星形の花が咲く。花の径は約1.5cm。図鑑などで見ると、エ…
「冬来たりなば、春遠からじ!」 大寒波襲来で川崎市の寓居でも寒い日が続いているが、そうしたなか窓辺で南アフリカ原産の球根植物バビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis、アヤメ科)が咲きだした。 草丈のわりには大きな花をつけるバビアナ・…
少し前に、フェラーリア・フェラリオーラ(Farraria ferrariola)の蕾が膨らんできたという記事を書いたが、そのフェラリオーラがようやく開花した。前の記事と重なる部分もあるが、この植物の性質等は不明の点も多いので、あらためてまとめてみる。 花色はク…
暖かい陽ざしにつられて、室内で冬越しさせている南アフリカのアヤメ科球根植物ラペイロウジアの一番花が開花した。 青紫色が美しいラペイロウジア・オレオゲナ 本日開花したのは、ラペイロウジア・オレオゲナ(Lapeirousia oreogena)。南アフリカの北西ケー…
今年の正月は天気が良いので、室内に取り込んでいる南アフリカ原産の球根植物たちがすくすく成長している。まずは比較的珍しいフェラーリア(Ferraria)のご紹介。 フェラーリア属はモラエア属と近縁で、ともにアヤメ科のなかのアヤメ亜科(Iridoideae)に分類さ…
昨日はうわさに聞いていた代々木の隠れ家的な植物店<stand by green>をはじめて訪問した。店長が観葉植物が好きで、好きが高じて店をひらくことになったらしい。ビルの2階にある知る人ぞ知る店で、店内は、店舗というよりはミニ植物園という感じ。棚だけでなく壁中に植物が吊</stand>…
南アフリカに自生している小型球根植物、バビアナ(Babiana)の芽がかなりのびてきた。 バビアナの芽がかなりのびてきた わが家で育てているのは、ambigua(左上)、blenda(左下) とcedarbergensis(右側の上下)の3種類(前回、10月21日に記事を書いたときはblenda…
南アフリカの清楚なヒガンバナ科植物ネリネ・プディカ(Nerine pudica)が満開になった。自生地は狭く、南ケープ西部の一部地域のみに自生している。寓居では鉢植えで育てているが、草丈は30cm~45cm。1枚の花弁の長さは約3cmで、少しねじれている。花色は薄い…
南アフリカに自生するアヤメ科植物フェラーリア・ウンキナータ(Ferraria uncinata)の種が発芽した。この種は、オーストリアの種苗会社から取り寄せ10月9日に播いたもの。発芽まで約1カ月かかったことになる。ちなみに私は他に10種類ほどの種をオーストリアか…
小さくてほとんど目立たないが、ラケナリア・プシラ(Lachenalia pusilla)?が開花した。キジカクシ科で、南アフリカのケープタウン付近に自生。 小さなラケナリア・プシラが開花。雄蕊だけがよく目立つ 突き出している雄蕊の長さは約5mm。個々の花は細長いの…
本日は、キルタンサス(Cyrtanthus)の鉢植えを室内に移動させた。 キルタンサスは南アフリカに自生するヒガンバナ科の球根植物。名前は曲がった花という意味で、キルタンサスのなかでも早くから知られた「マッケニイ」が筒状の曲がった花をしていることからき…
日本に自生する東洋蘭の一種でシンビジウムの仲間の寒蘭(Cymbidium kanran)が開花した。自然状態で晩秋から冬にかけての寒い時期に咲くので「寒蘭」という和名がついているが、学名もそのまま<Cymbidium kanran>という。 寒蘭「紅更紗」が開花 わが家の植物栽培は、南アフリカ</cymbidium>…
9月末に水やりを始めた南アフリカに自生する小型球根植物、バビアナ(Babiana)が発芽し、すくすく成長している。わが家ではambigua とcedarbergensisの2種類のバビアナを育てているが、どちらもほとんど同時に発芽した。 ambigua(左)とcedarbergensis(右)、手…