2月に入り、明日は節分、明後日は立春だが、まだまだ寒い日が続いている。

寓居の裏庭には開花中の植物がなく、冬枯れの寂しさだ。画像手前で群生しているのはイチハツ(アヤメ科)。

そんななかでも沈丁花(ジンチョウゲ科)の赤い蕾がちらちら見えだした。株元の細い葉はムスカリ(キジカクシ科)。

南アフリカに自生している球根植物の小さな鉢植えは、寓居のなかでも比較的陽当たりの良い2階のヴェランダにならべている。

窓辺に置いているハオルチア「玉扇」(Haworthia truncata、ススキノキ科)が、他の植物より一足先に開花した。花はきわめて地味。自生地は西ケープ。

ハオルチア以外でも、寒さに弱いので屋内に取り込んでいる植物は元気に生育中で、フェルトハイミア(Veltheimia bracteata、キジカクシ科)の花茎が伸びてきた。太くてたくましい。ただし去年たくさん花を咲かせたので、今年の蕾は数が少ない。自生地は南西ケープ。

キルタンサス・マッケニイ(Cyrtanthus mackenii、ヒガンバナ科)は、年末に一番花が開花したのだが、放っておいたら二番花の花茎が伸びてきた。自生地は東ケープからクワズルー・ナタルにかけて。

寓居にはアヤメ科の小球根植物が多いが、こちらはバビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis、アヤメ科)の蕾。自生地はケープ州のセダルベルク山地。

そしてこちらは、地面すれすれに咲くロムレア・アトランドラ(Romulea atrandra、アヤメ科)の蕾。自生地は西~南東ケープ。バビアナは穂のように形の花茎にたくさんの花をつけるが、ロムレアは1本の花茎に1輪の花。葉の形もまったく違うが、葉に葉脈の縦の筋が入るところは一緒。
さて、今蕾をつけている植物たちは、あと2週間もすれば次々に開花してにぎやかになるだろう。