本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

室内の原種グラジオラスが開花

室内で栽培している、南アフリカに自生している原種グラジオラス、グラディオルス・ウイシアエ(Gladiolus uysiae)が咲いた。わが家では、今年一番最初のグラディオルスの開花だ。

奇妙な色と形のグラディオルス・ウイシアエ

このグラディオルス、去年は戸外で冬越しさせており、4月初旬に咲いた。室内でかなり開花が早まった感じだ。一番花以外に蕾もたくさんついており、生育状態は非常に良い。

よく見ると、鉢の表面からへその緒のように細い茎?が伸びて、その先に白い塊がついている。おそらくこれは木子(小球根)だろう。この<へその緒>があれば、親株から少し離れたところにまた新芽を出すことができるわけで、生活圏を少しずつ広げる 巧みな方法というしかない。

株元から白い茎?が伸びて、木子らしきものがついた

草丈は15cmくらいとコンパクトだし、幸い木子もできたので、もっと栽培を広げたい植物だ。

花の形と色は、画像のとおり非常に変わっており、これをどのように交配させると園芸でよく知られている<グラジオラス>になるのか、見当もつかない。