本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

シチリアとウクライナのワインで夕食

昨日は日曜日だったので、シチリアとウクライナの白ワインを飲みながらゆっくり夕食をとった。ウクライナのワインを飲むのはこれがはじめて。 シチリアとウクライナのワインで夕食 最初は、先日開けたシチリアのワイナリー<ドンナフガータ Donnafugata>のワ…

コンパクトなイクシアが開花。

イクシア・フレクスオーサ(Ixia flexuosa)が開花した。西ケープ地方に自生しているアヤメ科イクシア属(日本の園芸では一般的に「イキシア」と表記される)の球根植物だ。 イクシア・フレクシオーサ イクシア属のなかには草丈80cmくらいに伸びる種もあるという…

京マチ子の力演が光る『偽れる盛装』

DVDで大映映画『偽れる盛装』(吉村公三郎監督、1951年)を鑑賞した。数年前に亡くなった知人が「好きな映画だ」とよく言っていたので、どんな映画か観てみたかったのだ。 京マチ子の力演が光る『偽れる盛装』 舞台は京都の祇園。君蝶(京マチ子)は、置屋「島乃…

庭で3種類の天南星が開花

暖かくなって、裏庭でいろいろな植物の芽が伸びてきたが、そのなかにまじって、地植えしているサトイモ科の天南星(Arisaema)属の植物が3種開花した。 暖かさにひかれて、裏庭で天南星が咲き出した 天南星(テンナンショウ)は、雌雄異株の植物で、若い頃は雄株…

アップテンポのサスペンス映画『マルタの鷹』

DVDでアメリカのフィルム・ノワールの傑作『マルタの鷹』(監督ジョン・ヒューストン、1941年)を鑑賞した。ダシール・ハメットの傑作小説の映画化作品だ。 フィルム・ノワールの傑作『マルタの鷹』 映画の冒頭で、まず<マルタの鷹>とは何かが紹介される。それ…

「聞かせてよ、愛の言葉を」と映画『カサブランカ』

DVDでアメリカ映画『カサブランカ』(M・カーティス監督)を観た。言わずと知れた、ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン主演の恋愛映画の古典だ。 恋愛映画の古典『カサブランカ』 この作品、かつてTVで<ながら視聴>した記憶はあるのだが、きちっ…

アダム・スミス『国富論』(山岡洋一訳)を読む

アダム・スミス『国富論(国の豊かさの本質と原因についての研究)』(山岡洋一訳、日本経済新聞社、2007年)を読み終えた。初版の刊行は1776年なので、本年は刊行250年となる。言わずと知れた経済学の古典的名著だが、私がこの作品を読んだのはこれが初めて。実…

アメリカ独立に関する小論文を翻訳

土日に自宅近くの公立図書館に行って、Cという18世紀フランスの思想家の小論文の翻訳を校正し、昨日、依頼者であるK学院大学の教官K氏に送った。私がこの作品の翻訳を始めたのは昨年10月で、半年でようやく校了までこぎつけた。 フランス語のテクスト(左)と…

新宿のオイスターバーに行く(オイスターバー雑感)

アルバイト先の同僚Sさんが、再就職を決めて4月に退社することになり、26日、新宿のオイスターバー<オストレア新宿三丁目店>でささやかなお別れ会を開いた。 この店を選んだのは私だが、2月の尾道旅行で牡蠣料理の店に行って以来、オイスターバーとはいった…

早春のホーム・パーティー

気候もだいぶ暖かくなってきたので、昨日は公立文学館のIさん、若い友人のSさんをお迎えして、寓居で早春のパーティーを開いた。 メインの煮込み用の骨付きラム 準備したメインの料理は、寓居の定番の骨付きラムの煮込み。昼過ぎに調理開始。 仔羊に小麦をま…

売場の人たちってすごい!?

昨日は、新宿のI百貨店でチーズなどを購入し、その帰りに町田まで足を伸ばし、O百貨店で肉や魚を購入した。 上段中央が「幸」。下段はチーズ盛り合わせ。 おいしいチーズが食べたくなると、私はI百貨店に行くのだが、昨日は、いつものチーズ売場の前に催事で…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑩――最後のみどころ

尾道観光を終えて、あとは東京へ戻るのみ。それでも今回の旅は、最後の見どころをいくつか準備してくれていた。 こじんまりとした尾道駅 こちらはこじんまりとしたJR在来線の尾道駅。ホテルのすぐそばだ。新尾道駅だと新幹線が止まるが、ホテルからも主要観…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑨――向島の展望台から瀬戸内海を見渡す

13日、なごりおしいがいよいよ帰京の日だ。 夜明けの尾道水道 ホテルの窓から、夜明けの尾道水道を眺めているうちに、また対岸の向島に渡りたくなってきた。この部屋は、ほんとうに眺めがよい。 早朝の尾道本通り商店街 ホテルにじっとしていてもすることが…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑧――ホテルの下の牡蠣料理専門店で夕食

12日の夜は、せっかく広島に来たのだから牡蠣のおいしい店に行こうということで、ガイドブックに掲載されていた「尾道WHARF(ワーフ)」という店に行った。 牡蠣料理の専門店、尾道WHARF この店は牡蠣の卸業者が経営しているということで、新鮮な牡蠣が味わえ…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑦――尾道の古い建物と寺を廻る

グリーンヒルホテル尾道の港食堂で昼食を済ませ、尾道市街の散策を再開することにした。今度は、JR尾道駅の北側の山裾巡りだ。 尾道駅北側の坂の上にある奇妙な建物 しばらく歩くと、坂の上に奇妙な建物が見えてきた。 ガウディハウス!? こちらは「ガウディ…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑥――ロープウェイで千光寺公園に登る

向島からいったんホテルに戻り、友人を朝食に誘ったが、「前夜の料理が美味しくて食べ過ぎたので、朝は何も食べたくない。長旅で疲れたので、むしろもう少し寝ていたい」と言うので、ホテルの食堂で一人で朝食をとり、あらためて尾道の市街を散策することに…

広島県の大竹から尾道を廻る旅⑤――早朝、フェリーで向島に渡る

12日(木)は、まだ暗いうちに目が覚めた。 夜明けの尾道水道 こちらは夜明けの尾道水道。見えている陸地は向島で、しまなみ海道の広島側の起点だ。薄暗いなかをすぐ目の前で船が行きかい、ホテルの窓から見る光景は「素晴らしい」の一語に尽きた。この光景を…

広島県の大竹から尾道を廻る旅④――和食店「かけはし」で尾道料理を味わう

Sさんの車は、約2時間ほどで、大竹市から尾道市に着いた。大竹市はすぐ隣が山口県という広島県の西の端、尾道市は広島県の東の端近くで、あっという間に広島県をほぼ横断したことになる。尾道訪問の目的は純然たる観光。私も友人も尾道に来たのは初めてなの…

広島県の大竹から尾道を廻る旅③――朝食、展覧会、移動

2月11日、企画展の初日だ。前日の広島は小雨模様の肌寒い天気だったが、この日は雨もあがりうっすら陽がさしてきた。 モダンな外観の美術館 こちらが美術館。外観はとてもモダン。 美術館の対岸は宮島 美術館の対岸は宮島。少しずつ雲が切れていく光景がはっ…

広島県の大竹から尾道を廻る旅②――まずはフレンチの夕食

展示チェックが終わると、いったん宿泊施設に移動。 本棚もある広い宿泊施設 この施設は宿泊客の長期滞在を前提に設計されており、とても広い。こちらはリビング。滞在客が退屈しないよう、いろいろな本も備え付けてあった。本棚の裏がベッドルームと次の間(…

広島県の大竹から尾道を廻る旅①――美術館で展示をチェック

先週、友人とともに広島県の大竹市と尾道市をまわってきた。 旅行の目的は、大竹市の美術館で開催される企画展の展示チェック。ただせっかく広島に行くのに展示チェックだけではつまらないので、帰りに尾道市に立寄り、観光することにした。このため今回の旅…

2種類のゲイソリザが開花

南アフリカに自生している2種類のゲイソリザが開花した。ゲイソリザは南アフリカに比較的広く自生しているアヤメ科植物で、種名はギリシア語の「タイル」と「根」に由来する。さまざまなヴァリエーションがあり約60種が知られているが、花の形はいずれも星型…

薄紫の原種グラジオラスが開花

南アフリカに自生している原種のグラジオラスが咲いた。 薄紫の原種グラジオラスが開花 花色は薄紫で、蘭のような独特の花の形が特徴。下方の花弁には濃い紫色のスポットが入っている。 葉の一部は直立せず、渦巻いている。 花茎の長さは約20cmで、とても細…

屋内で育てていたバビアナ・セダルベルゲンシスが開花

春の到来を予感させる暖かい陽ざしを浴びて、屋内で育てていた南アフリカに自生している球根植物たちが次々に開花し始めた。 屋内で育てていた球根植物が次々に開花し始めた アフリカ大陸の南端に位置する南アフリカは、西側が大西洋に東側がインド洋に面し…

歌舞伎座で勘九郎・七之助兄弟の『関の扉』を観る

20日は、久しぶりに歌舞伎座に行き、昼の部の『弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)』と『積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』(通称『関の扉』)を鑑賞してきた。 久しぶりの歌舞伎見物 私がなんとしても観たかったのは最後の演目『関の扉』で、せっ…

雪が積もっていてびっくり!?

天気予報で関東にも雪が降るとはきいていたのだが、起きてみたら家の前に雪が積もっていてびっくり!? 家の前に雪が積もっていてびっくり!? いつもだとアルバイトが休みの朝はスーパーに買い物に行くのだが、さすがに、本日は取りやめにした。 物干しざおにつ…

節分を前に、植物の蕾が少しづつふくらみだした。

2月に入り、明日は節分、明後日は立春だが、まだまだ寒い日が続いている。 裏庭は、冬枯れの寂しさ 寓居の裏庭には開花中の植物がなく、冬枯れの寂しさだ。画像手前で群生しているのはイチハツ(アヤメ科)。 沈丁花の赤い蕾が見えてきた そんななかでも沈丁…

静から動への変化を詳述した遅塚忠躬の『ヨーロッパの革命』

遅塚忠躬氏の『<ビジュアル版>世界の歴史14 ヨーロッパの革命』(講談社、1985年)を読んだ。18世紀の初めころから19世紀後半までを対象とした近代ヨーロッパの通史だ。タイトルについては、「近代のヨーロッパ」も検討したというが、それだと、何をもって「近…

充実した内容の服部春彦『フランス近代貿易の生成と展開』

服部春彦氏の『フランス近代貿易の生成と展開』(ミルルヴァ書房、1992年)を読んだ。 本書が対象としている時期のヨーロッパ諸国の貿易活動というと、スペイン、オランダ、イギリスの動きが注目されることが多く、フランスの印象は薄いのだが、服部氏は、「た…

家で46年前の古いブルゴーニュ・ワインを飲む

17日は新宿の街中華シェンロン&クラウディアで2017年のヴォルネイ(Volnay)・ワインを飲んだのだが、実は寓居にそれよりはるかに古い1978年の古いヴォルネイを保存していたので、19日は、夕食時にそちらを開けてみた。生産者・醸造家はベルナール・ヴォドワゼ…