本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自然観察を人間観察に深めた『森の生活』

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(1817年~62年)の『森の生活(ウォールデン)』(1854年、飯田実訳、岩波文庫)を読んだ。あらためて説明する必要もない19世紀アメリカ文学の古典だ。 自然の中での2年間の生活を記した『森の生活』 ウォールデンは、マサチュー…

翻訳の表記の統一について、問い合わせ

今日は、『精神について』のなかのさまざまな表記の不統一をどうするかということについて、古都の大学の担当者から問い合わせがあった。 たとえば、「アキレス、アキレウス」「アポロ、アポロン」「ヴィーナス、ビーナス」「ヴェルサイユ、ベルサイユ」「オ…

移民問題をうまく料理した『ウイ、シェフ!』

昨日(21日)は新宿ピカデリーで、フランス映画『ウイ、シェフ!』(ルイ=ジュリアン・プティ監督)を観た。名前のとおり料理を題材としたコメディ映画だが、それに難民問題をからめてある。というか、実際には深刻な難民問題を映画にするということが前提にあっ…

翻訳が一段落

今日はアルバイトが休み。朝からふんばって、3月に着手した『ポーランドの政治システムについて』(仮題)の翻訳を、第6章「王政の主題について提案されたもろもろの法に関する省察」まで終えた。ここまでで作品全体の約4分の1の分量だ(枚数でいうと約120枚)。…

ポーランド問題の翻訳を約2割終える

3月にはじめた『ポーランドの政治システムについて』(フランス語の作品で、タイトルは仮題)の翻訳、ようやく第5章「国王の個人的資質からみた執行権について」まで終わった。この章の大きなテーマは、ポーランドの王政を選挙制から世襲制に変更する提案だ。…

恵比寿のビクターズで、すこし贅沢な夕食

最近は家で手作り料理を食べてばかりなので、ふだんとはおもむきをガラッと変えて、昨晩は、すこし贅沢に、友人たちと恵比寿にあるウェスティンホテル内のフレンチレストラン<ビクターズ>に行き、会食した。 友人たちと恵比寿のビクターズで夕食 いただいた…

新しい小径自転車が届く

ネットで注文していたミニベロ(小径 自転車)が届いた。私にとっては3代目の自転車だ。 新しい自転車が届いた!? 私が最初に自転車を購入したのは世田谷に住んでいた頃で、8年くらい前だろうか。世田谷は買い物も便利だし、あまり遠出もしなかったので、ふだん…

鶏手羽元のトマトソース煮込みを大量につくる

最近、アルバイトと翻訳が忙しくてなかなかきちんとした料理がつくれないのだが、昨日は比較的時間に余裕があったので、鶏手羽元のトマトソース煮込みをつくることにした(鶏肉の煮込みには、私はいつも手羽元を使っています)。スーパーに行ったら、手羽元が…

鶏肉のトマトソースあえで簡単に夕食

今日はどこにも出かけず、部屋でずっと翻訳作業をしていたので、夕食は鶏肉のトマトソースあえで簡単に済ませた。 簡単にできる鶏肉のトマトソースあえ。 つくり方は超簡単だし、材料費も安いので、ちょっとご紹介。 はじめに玉ネギ、ピーマン、シメジをオリ…

ポーランドでも憲法記念日

今日は憲法記念日。すでにGWを満喫しておられる方も多いとおもうが、アルバイトの関係で、私は今日からGW。 18世紀のポーランドでも、5月3日に憲法が制定された。 ところで、日本ではあまり知られていないが、実はポーランドでも5月3日が憲法記念日。18世紀…