本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

近所のカジュアル・フレンチで夕食

緊急事態のなかではあるが、今日は、考え事も仕事もせずのんびりしたかったので、午後、まずは寓居の近くの映画館に行きディズニーの新作映画『ジャングル・クルーズ』を鑑賞。その後、映画館から徒歩3分ほどの距離にあるカジュアル・フレンチ「ダイニンク旬…

夏目漱石最後の作品『明暗』を読む

『道草』に続いて、夏目漱石(1867年<慶応三年>~1916年<大正五年>)の最後の小説『明暗』(1916年<大正五年>)を読んだ。病気のためについに完成させることができず、未完に終わった大作だ。 物語は、結婚したばかりの津田とお延という夫婦を中心に展開する。新…

夏目漱石『道草』を読む

夏目漱石(1867年<慶応三年>~1916年<大正五年>)の晩年の作品『道草』(1915年<大正四年>)を読んだ。私にとって久しぶりの日本文学、久しぶりの漱石だ。 この作品は漱石の自伝風の物語で、主人公の健三は漱石自身、細君のお住は夏目鏡子夫人をモデルにしている…

ケルアック『オン・ザ・ロード(路上)』を読む

アメリカで第二次世界大戦後に登場したビート・ジェネレーション文学の代表作の一つとされる『オン・ザ・ロード』(青山南訳、河出文庫)を読んだ。著者はジャック・ケルアック(1922年~69年)、アメリカでの出版は1957年。この作品、最初は『路上』という邦題…

鶏手羽元のトマト煮込みをつくる

関東地方は今日から梅雨明け。暑さに負けないよう、本日は得意料理の鶏手羽元のトマト煮込みをつくってみた。煮込むときに庭のローズマリーを少し入れたのだが、トマト煮込みとの相性は今一つなので、オレガノも栽培してみたくなった(笑)。 ちなみに、私のつ…

命日の雑感

友人の命日、いろいろなことを考えました 思ひ出づる折りたく柴の夕煙 むせぶもうれし忘れがたみに 昨日は、38歳で自ら命を断った友人Y君の命日だった。彼が自分で選んだことは仕方がないとあきらめつつ、話し相手がいない寂しさはどうしようもない。しかし…