本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

屋内の鉢植え植物を戸外に出す

3月に入り、日中はかなり暖かくなってきたので、室内で越冬させていた植物の大半を戸外に出した。また、なかにはもう枯れ始めたものもあるので、それらは逆に水やりを停止し、次のシーズンに備えさせることにした。

屋内で育てていた植物を戸外に出した。こちらは裏庭への通路。

寓居は場所が狭いので、鉢を置く場所も工夫がいるのだが、ともかく、裏庭への通路と2階のヴェランダの2カ所に分けて鉢を置いた。通路沿いは、実は日当たりがあまりよくないのだが、隣家との境の塀に守られて風が当たらないというメリットがあるので、小さな芽が出たばかりの植物を中心にならべ、ヴェランダにはやや大型の植物をならべた。冬のあいだにかなり成長した植物もあって、ヴェランダの方はちょっとしたジャングルのようだ。

こちらは2階のヴェランダ

いろいろな鉢を点検していて一番不思議だったのは、冬のあいだ室内に取り込んで一滴も水を与えなかったヒガンバナ科のキルタンサス・ファルカトゥス(Cyrtanthus falcatus)から小さな芽が出ていたこと。温度の変化を自動的に感じての発芽のようだ。強い生命力を感じさせられる。

水を一滴も与えなかったのに芽を出したキルタンサス・ファルカトゥス

分球しかかっているので株分けしようかともおもったが、子株が小さいので様子をみることにし、ともかくその鉢も戸外に出した。