昨年末、代々木の園芸ショップで入手したチタノプシス・カルカレア(Titanopsis calcarea)の株に変化がでてきた。
この植物、南アフリカの少雨の高山地帯に自生しているらしいが、生育環境や育て方は今一つ分からない。分類でいうと、ハマミズナ科あるいはマツバギク科に属し、日本の園芸では「メセン」に分類されて、<天女>という優雅な名前がついている。しかし見かけは写真のように怪物のような雰囲気で、ゴツゴツ、ザラザラした外観はともかく異様。どこが<天女>なのかよく分からない(笑)。
とはいえ、私はそのなんだかよく分からない雰囲気にひかれて購入したので、あまりえらいことは言えないのだが、多肉植物なので、とりあえず室内の窓辺に置き、あまり水を与えずにほとんどほおりっぱなしにしている。しかしよく見たら、いつの間にか、いかつい葉と葉のあいだから、カリフラワーのような小さな芽が出ている(画像のやや左側中央)。もしかすると花芽かもしれない。
かわいがり過ぎて枯らすのもいやなので、これまでどおりあまり水を与えずに、もう少し様子を見ることにしよう。