本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

植物(キジカクシ科)

小球根植物ポリクセナを植え替え

暑い日が続いているが、早いもので、あと数日で9月だ。今年はアルバイト以外に校正その他で例年になくあわただしく、当面この忙しさから解放されそうにもない。毎年9月に入ると、春に咲く植物たちの植え付け、植え替えで忙しくなるのだが、今年はじっくり時…

庭の手入れが忙しくなってきた

今日から4月。ちょっと肌寒いが、春らしくさわやかな陽気だ。 冬のあいだ寒さを避けて屋内で育てていた植物の大半はすでに戸外に出してあるのだが、今度は庭植えの植物の芽が出始めたので、その世話や新しく入手した植物の植え付けがとても忙しくなってきた…

2種類のラケナリアの花穂が伸びる

屋内で、南アフリカに自生しているキジカクシ科植物ラケナリア(Lachenalia)のうち2種類の花穂が、目立って伸びてきた。ラケナリア・ムタビリス(Lachenalia mutabilis)とラケナリア・ヴァンジリアエ(Lachenalia vanzyliae)だ。 ラケナリア、ムタビリス(左)と…

戸外で早くもシラー・ミッシェンコアナが開花

戸外で育てているシラー・ミッシェンコアナ(Scilla mischtschenkoana)が開花した。南カフカス(コーカサス)地方からイラン高原にかけて自生しているキジカクシ科の植物だ。寒風をよけるためだろうか、葉が出る前に、花だけが固まって、地面からわき出したよう…

小さなラケナリア・プシラが開花

小さくてほとんど目立たないが、ラケナリア・プシラ(Lachenalia pusilla)?が開花した。キジカクシ科で、南アフリカのケープタウン付近に自生。 小さなラケナリア・プシラが開花。雄蕊だけがよく目立つ 突き出している雄蕊の長さは約5mm。個々の花は細長いの…

街路樹の下でツルボが開花

ポストに行く途中、街路樹の下の植え込みを見たら、日本の野草、ツルボ(Barnardia japonica)が咲いていた。ピンクのかわいらしい植物だ。例年9月末に咲くような気がするので、今年は開花が少し早いようだ。 街路樹の下でツルボが咲き出した 寓居で鉢植えで育…

今春最後のラケナリア

ラケナリア・ムルティフォリア(Lachenalia multifolia)が開花した。私が育てているラケナリアのなかでは最も遅い開花。これで今年のラケナリアのシーズンも終わりだ。 花は、約7cmの花茎の先端にハケ状に固まってついており、長い雄蕊と紫色の花粉がアクセン…

ラケナリア・コンタミナータが開花

南アフリカの球根植物ラケナリア・コンタミナータ(Lachenalia contaminata)が少しずつ咲き始めた。南アフリカ、ケープタウン近郊の海岸や内陸部の比較的広い地域に自生しているキジカクシ科の植物だ。花は白で先端が褐色がかった紫色。草丈は約15cm。葉は細…

清楚なラケナリア・バックマニイが開花

南アフリカの球根植物ラケナリア・バックマニイ(Lachenalia bachmanii)が開花した。ケープタウン近郊の内陸部の狭い地域に自生しているキジカクシ科の植物だ。花色は白で清楚な感じ。6枚の花弁がはっきり開き、雄蕊と雌蕊がよく目立つ。ラケナリアとしてはめ…

ラケナリア・ナマクエンシスが開花

南アフリカの球根植物ラケナリア・ナマクエンシス(Lachenalia namaquensus)が咲き始めた。南アフリカ北西部でナミビアと接するナマクアランド(Namaqualand)西部の内陸地帯に自生しているキジカクシ科の植物だ。 種まきから3年半かけてラケナリア・ナマクエン…

薄緑のラケナリア・ヴァンジリアエが開花

小さな球根植物ラケナリア・ヴァンジリアエ(Lachenalia vanzyliae)が咲き始めた。南アフリカ、西ケープ州のやや内陸部に自生しているキジカクシ科の植物だ。花はやや緑がかった白色で、下向きの花が1本の花茎に房状に咲く。葉はやや幅広く、横に広がる。葉に…

小さなプシキニアが開花

プシキニア・スキロイデス(Puschkinia scilloides、別名プシキニア・リバノチカ(libanotica)が咲いた。キジカクシ科の球根植物で、近縁のヒアシンスを小さくしたような花が1本の花茎に固まって咲く。プシキニア属は、他に数種しかない小さな属で、園芸上はこ…

ラケナリアの芽がまた少し伸びる

ラケナリア(Lachenalia、キジカクシ科)の芽が伸び、少しずつ個性がはっきりしてきた。 ご紹介しているのは、写真の上段左から①multifolia(ムルティフォリア)、②namaquensis(ナマクエンシス)、③viridiflora(ヴィリディフローラ)、下段左から④splendida(スプレ…

6種類のラケナリアが早くも発芽

台風一過のヴェランダを点検したら、ラケナリア(Lachenalia)の球根が発芽していた。 ラケナリアは南アフリカ原産の植物で、キジカクシ科に分類される。草丈は20cm~30cmくらいなので、小さい鉢でコンパクトに栽培できる。なじみの園芸植物でいうと、ヒアシン…

小さなシラーが開花

コーカサス地方原産のシラー・ミッシェンコアナ シラー・ミッシェンコアナ(Scilla mischtschenkoana)が開花した。直径2cmほどの小さな花が、地面すれすれに固まって咲いている。 シラーはキジカクシ科の植物で、分布はかなり幅広い。属名は「スキラ」と読ま…

ポリクセナが開花

地表すれすれに固まって咲くポリクセナ ポリクセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)が咲いた。南アフリカのケープ地方に自生しているキジカクシ科の球根植物。9月に水やりを開始すると、ヒガンバナ科の幾つかの植物と同様にすぐに芽を出して10月~11月…