本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ポーランド問題の翻訳を校正

書籍の校正を仕事にしている友人から、ポーランド問題に関する私の翻訳の校正が戻ってきたので、一週間前から、その校正をテクストに反映させる作業をすすめている。友人からの指摘はいろいろあって、直すのが面倒ではあるが、自分では気づかなかった点ばか…

校正が約4割終わる

『精神について』第二部の残りの部分の校正が終わり、きりがいいので、第二稿の訳者に送った。この本は4部構成で、残りは2部。ただし第三部の分量が多いので、第二部まででは、まだ全体の4割弱だ。 コルネイユのセリフの訳も見直し 今回校正した部分のなかに…

舞踏公演『はじまり』を観る

一昨日(22日)、世田谷パブリックシアターで大駱駝艦の舞踏公演『はじまり』を鑑賞した。 世田谷パブリックシアターで舞踏公演『はじまり』を鑑賞 今回の公演は、大駱駝艦創立50周年を期して行われたもので、演目は『おわり』と『はじまり』の2作。私は『はじ…

アルバイトを退職

昨日、一昨年の7月に契約した派遣会社を退職し、同時に、2月からはじめた西新宿でのアルバイトを辞めた。 昨日、西新宿でのアルバイトを辞めた そもそも私が某派遣会社に就職したのは、その頃、コロナの影響で転居の必要があったのだが、定収入がないとなか…

校正者はきらわれ者?

『精神について』の校正、きりのいいところまできたので、第二稿の担当者に送った。現在、章立てでいうと全体の約28%の進行状況で、ここまでで250頁(A5換算)あるので、本文全体では約900頁という計算になる。先週はアルバイトの有給を入れ、毎日朝から晩ま…

パリ祭にフランス革命時代の音楽を聴く

本日はフランス革命記念日、いわゆるパリ祭だ。シャンソンを聴くのもいいが、わが家のCD棚からフランス革命期の音楽をいろいろ取り出して聴いてみようかなとおもっている。 画像は、左上がグレトリー(1741年~1813年)の歌劇『獅子心王リチャード』(1784年初…

翻訳までの経緯④ーー 共訳者からの連絡

自分の「翻訳史」、ここからはごく簡単に。 私が古都の大学と最初に『精神について』の翻訳について話し合った頃は、まだ全体の三分の一程度しか翻訳していなかったので、生意気にも、「出版していただけるのは大変ありがたいのですが、まずは作品全体を翻訳…

翻訳までの経緯③ーー古都の大学と話し合い

『精神について』の校正そのものが忙しくなってきたので、自分の「翻訳史」を書くゆとりがあまりなくなってきた(笑)。まあ、乗りかかった船なので簡単にまとめてみる。 2005年の某学会大会での研究報告が終わり、翌年頃からようやく『精神について』の翻訳に…

トイレに造花をかざったらちょっといい感じ

トイレの三角コーナーに造花を飾ってみた。この造花は、アルバイトの帰りに小田急百貨店で見つけたもので、花瓶をいれて約6,000円。ちょっと高いなとおもったが、小田急のポイントがけっこうたまっていて、それで精算できるというので、実質0円で入手した。…

翻訳までの経緯②ーー学会で研究報告をする

前回の続きを書いてみる。 さて、『精神論について』という作品に俄然興味がわいたというものの、すぐに翻訳に着手したわけではない。南山大学で開催された某学会の大会のあと、私は、次の大会で自分も研究報告してみようとおもいたった。この時の題材は当時…

翻訳までの経緯①ーーパリで原著に出会う

昨日はアルバイトが休みで、『精神について』(1758年刊)の校正がきりのいいところまですすんだので、この本の翻訳についてのこれまでの経緯を振り返ってみようとおもう。ただし一番最初から書くと約18年前にさかのぼることになるので、1回ではとても書ききれ…

新名哲明の『ポーランド紀行』を読む

新名哲明の旅行記『ポーランド紀行』(批評社、1991年)を読んだ。1989年秋、新名が約40日かけてポーランドをまわったときの記録だ。1989年というと、ポーランドで総選挙が実施されて一応の民主化が始まった年であり、隣国東ドイツではベルリンの壁が崩壊して…

アルバイトの退職日が決まる

新宿でのアルバイト退職が正式に決まった。 新宿でのアルバイト退職が正式に決まった 前にも書いたように、先日、私は6月いっぱいで退社したいという意向を伝えていたのだが、会社の方から、人が足りなくて困っている日があるので助けてほしいと要請され、話…