本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

寒波のなかでバビアナが咲く

「冬来たりなば、春遠からじ!」

大寒波襲来で川崎市の寓居でも寒い日が続いているが、そうしたなか窓辺で南アフリカ原産の球根植物バビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis、アヤメ科)が咲きだした。

草丈のわりには大きな花をつけるバビアナ・セダルベルゲンシス

葉の間から穂のような花茎が伸び、径約4cmの薄紫色の花を咲かせている。草丈のわりには大きめのサイズだ。花弁は6枚で、上下の形状と配色が不均一。上3枚はやや大きく無地、下の2枚には白いスポットが入り昆虫をひきつける。

草丈は約20cm。

種小名の「cedarbergensis(セダルベルゲンシスあるいはケダルベルゲンシス)は自生地であるケープタウンの北方約300kmにあるセダーバーグ山脈(Cedarberg Mountains)による。この地域は希少植物の宝庫で、ルイボス茶の原料となるマメ科植物ルイボスもここに自生している。

また一般的に球根植物の自生地では良質なワインが生産されるが、セダーバーグも南アフリカのワイン産地の一つ。

これは、水はけがよい土壌と夏に乾燥し秋から冬にかけて降雨がある地中海性気候が、球根植物と葡萄の生育条件に合致しているため。

https://www.cederberg.com/