本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

キルタンサスの一番花が開花

南アフリカの球根植物キルタンサス(Cyrtanthus)の一番花が開花した。

キルタンサスの一番花が咲いた

咲いたのは<パッショネイト・キング>という名の園芸品種。花は、濃いオレンジ~赤の強烈な色だが、形はわりとすっきりしている。今日はまだ最初の花が咲き始めたばかりだが、1本の花茎に他に3つの蕾をつけている(1本の花茎にたくさんの小さな花が放射状に咲くのがヒガンバナ科の植物の特徴)。

この植物は、春に芽を出して少しずつ成長していたのだが、秋近しと感じたのだろう。いつの間にか蕾をふくらまして開花した。夏の間ずっと水をやっていたので、水分に反応したとは思われないし、晩夏といっても気温はそれほど変化していないので、どういう刺激で秋を感じて開花したのか、ちょっと不思議だ。