2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
横光利一(1898年<明治31年>~1947年<昭和22年>)の代表的短編小説と中編小説を集めた『日輪・春は馬車に乗って』(岩波文庫、1981年)を読んだ。横光利一の名前は知っていても、今まで作品を読んだことがまったくなかったのだが、きっかけとなったのは森敦。横…
友人から地中海地方の調味料ハリッサ・ペーストをもらったので、今日は夕食で、らせん状のショート・パスタ<フジッリ>とハリッサを使った料理をつくってみた。 ハリッサをつかったなんとなくプロヴァンス風の料理に挑戦 はじめての挑戦なので具材をどうする…
2019年に連載開始された吉田秋生のコミック『詩歌川(うたがわ)百景』第2巻(小学館)を読んだ。物語は前作『海街diary』の裏話で、『海街diary』の主人公・浅野すずの義理の弟・和樹が主人公。ただし人物関係は非常に複雑で、すずと和樹は父と母がそれぞれ子連…
ラケナリア・ムルティフォリア(Lachenalia multifolia)が開花した。私が育てているラケナリアのなかでは最も遅い開花。これで今年のラケナリアのシーズンも終わりだ。 花は、約7cmの花茎の先端にハケ状に固まってついており、長い雄蕊と紫色の花粉がアクセン…
森敦(1912年<明治45年>~89年<平成元年>)晩年の1987年に刊行された長編小説『われ逝くもののごとく』(1991年、講談社文芸文庫)を読んだ。山形県庄内地方を舞台にした叙事詩的な大作だ。 森の伝記を調べると、配偶者が庄内地方出身で、このため月山で一冬を過…
2月にはじめた新宿での現在のアルバイトはあまりにも消耗するので、昨日、思い切ってハローワークに行っていろいろ相談し、新しい仕事に応募することにした。これとて決まるかどうかは分からないが、現状がすこしでも良くなってくれればいいなとおもっている…
本日はアルバイト休み。ということで昨晩は帰宅してからすこし精神的なゆとりがあったので、自分で生クリームを泡立て、細長い専用カップでフレッシュ・クリームたっぷりのカプチーノ・コーヒーを飲んだ。 この細長いカップで飲むカプチーノは至極の味わい …
本日は、昨年五月に亡くなった歌人・小説家・評論家、Sさんの命日だ。Sさんが東京に住んでおられたころご自宅にうかがって古典和歌や歌舞伎のことをいろいろ教わったので、移住先の長野県で突然亡くなったと伺って驚いたことを、今でもありありと思いだす。 …
南アフリカの中型球根植物、トリトニア・パリダ(Tritonia pallida)が咲き始めた。細長い花茎の先端にクリーミー・ホワイトの花を数輪つけている。花弁は、先端が6枚に分化しているが基部で癒合している。花茎の長さは約20cm。葉は幅約1cmで細長い。自生地は…
南アフリカのアヤメ科球根植物、コドノリザ・コリンボサ(Codonorhiza corymbosa)が開花した。細長い葉のつけ根から花茎が分化し、その先に青紫の小さな花が房状についている。草丈は約15cm。個々の花は直径2cmほどで、6枚の花弁が星形に広がる。花弁の内側に…
寓居のまわりはいわゆる庭付き一戸建ての家が多いのだが、そのなかにとても気になる家が一軒ある。垣根にツルバラが茂っていてなかは見えないのだが、玄関にも植物があふれている。それが、青い花と白い花ばかりで、なんだかそこだけ幻想の世界のような気が…
森敦(1912年<明治45年>~89年<平成元年>)の『月山』(1974年<昭和49年>、河出書房新社)を読んだ。1951年<昭和26年>)に森が山形県の月山で一冬過ごした体験にもとづく作品集で、同年の芥川賞受賞作。このとき森は62歳で、62歳での芥川賞受賞は、当時高齢受賞の…
本日は、買ったばかりのミニ五徳があるだけでなく休みで時間もたっぷりあるので、夕食後、エスプレッソ・コーヒーを淹れながら自分でクリームを泡立て、フレッシュクリームをいっぱいそえたフルーツケーキを食べた。これまでエスプレッソを淹れるときは、抽…
南アフリカの球根植物ラケナリア・コンタミナータ(Lachenalia contaminata)が少しずつ咲き始めた。南アフリカ、ケープタウン近郊の海岸や内陸部の比較的広い地域に自生しているキジカクシ科の植物だ。花は白で先端が褐色がかった紫色。草丈は約15cm。葉は細…
連休だというのに、今日もまた冷たい雨になってしまった。遅い朝食をとってぼんやりしていたら、渋谷区の職場から一緒に新宿区の現在の職場に異動した友達から、明日で仕事を辞めるというメールが入った。 新宿で仕事をしている同僚が明日で退職 以前の記事…