8月30日から新宿眼科画廊で男性を題材にした作品を描いている6人の作家によるグループ展『益荒男戯画』が始まった。
出展者は、TORAJIRO、成瀬ノンノウ、shinji horimura、亀井徹、六原龍、SIN5の各氏。共通項は男性が題材というだけで、作風はそれぞれみんな違っていて個性的。私が訪問したときは出展者も在廊していて、作品の説明などを伺うことができた。
実はこの展覧会、少し前に伊勢丹のショウ・ウィンドウで紹介されていたもので、それを見たときは、「これはなんだ! 伊勢丹も思い切ったことをやるなあ」と驚いたのだが、実際に展覧会が始まったので、アルバイトの帰りに立寄ってみた。
画廊のエントランスに展示されているのは、TORAJIROさんの作品。悲しさとユーモアをないまぜにしたような独特の雰囲気をただよわせている。
反対側の壁面に提示されている六原龍さんの作品は、静かなリアリズム。
小さな個室に展示された亀井徹さんの作品は緻密な油彩。花輪に囲まれた作品は、実像と虚像を組み合わせたものとのこと。
こちらは紅一点、成瀬ノンノウさんの作品。
廊の一番奥はSIN5さんとshinji horimuraさんの作品の展示室だが、こちらは来廊してのお楽しみ(笑)。
画廊の所在地は花園神社の裏側で、展覧会は9月11日(水)まで開催。