本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

植物(南アフリカ産)

レース系ハオルチアの花芽が出る

今朝、ふと窓辺を見たら、2月12日に植えつけたレース系ハオルチアのうち1種(左手前)から花芽が伸びていた。 窓辺のハオルチアたち、右奥はハオルチアと近縁のガステリア<臥牛> 花芽が伸びていたのはハオルチア・ボルシイ(Haworthia borsii)。 花芽が出始めた…

スミレに似たスパラクシスが開花

南アフリカに自生しているアヤメ科球根植物スパラクシス・メテレルカンピアエ(Sparaxis metelerkampiae)が開花した。自生地は、北ケープ、西ケープなど。 スパラクシスが開花 草丈は約20cmで、花のサイズは約3cm。花弁は6枚で、花色は紫、形は左右対称。花弁…

原種グラジオラス<ヒアリヌス>が開花。

南アフリカに自生している原種グラジオラスの一種グラディオルス・ヒアリヌス(Gladiolus hyalinus)が数日前から咲き出した。 野生蘭に似た雰囲気のグラディオルス・ヒアリヌス 花弁の長さは約3cmで、花の広がりは約4cm。花は左右対称だが、花弁の形(色)は、…

紫色の小さなヘスペランサが開花

南アフリカに自生している小さなアヤメ科球根植物ヘスペランサ・オリガンサ(Hesperantha oligantha、学名をラテン語風に読めば<ヘスペランタ・オリガンタ>)が数日前から咲き出した。 ヘスペランサの一番花 2019年に種を播き、去年に続いての開花。6枚の花弁…

甘い香りのバビアナが開花

南アフリカに自生しているアヤメ科球根植物バビアナのなかで、室内で育てているバビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis)がいち早く咲き出した。 優雅なバビアナ・セダルベルゲンシス 球根が増えたので去年の秋に2鉢に分けたが、どちらも薄紫色…

レース系のハオルチアを植え付け

私は南アフリカの少雨地帯に自生している多肉植物ハオルチア(ハオルシア)を数種類育てているのだが、昨日、新顔2株が仲間入り。 わが家では新顔のレース系ハオルチア 昨日やってきたのは、葉の縁にとげのような細かい鋸歯がはえているレース系グループの2株…

屋内の原種グラジオラスが咲き始めた

明日以降、関東もだいぶ寒くなりそうだが、二月に入ったということで、屋内の窓辺で栽培している南アフリカ原産の植物が次々に咲き始めた。 窓辺の植物たち 今日は、開花した原種グラジオラス2種をまとめて紹介。 ひょろひょろしたグラディオルス・グラキリ…

キルタンサスの一番花が開花

南アフリカの球根植物キルタンサス(Cyrtanthus)の一番花が開花した。 キルタンサスの一番花が咲いた 咲いたのは<パッショネイト・キング>という名の園芸品種。花は、濃いオレンジ~赤の強烈な色だが、形はわりとすっきりしている。今日はまだ最初の花が咲き…

小球根植物ポリクセナを植え替え

暑い日が続いているが、早いもので、あと数日で9月だ。今年はアルバイト以外に校正その他で例年になくあわただしく、当面この忙しさから解放されそうにもない。毎年9月に入ると、春に咲く植物たちの植え付け、植え替えで忙しくなるのだが、今年はじっくり時…

淡い色の原種グラジオラスが開花

室内で栽培している南アフリカの原種グラジオラス、グラディオルス・グラキリス(Gladiolus gracilis)が開花した。草丈は約35cm、花のサイズは約5cm。とてもきゃしゃな感じのする植物だ。 ひょろ長い茎に淡い色の花をつけるグラディオルス・グラキリス 細長い…

2種類のラケナリアの花穂が伸びる

屋内で、南アフリカに自生しているキジカクシ科植物ラケナリア(Lachenalia)のうち2種類の花穂が、目立って伸びてきた。ラケナリア・ムタビリス(Lachenalia mutabilis)とラケナリア・ヴァンジリアエ(Lachenalia vanzyliae)だ。 ラケナリア、ムタビリス(左)と…

ピンクのロムレア・テトラゴナが開花

ロムレア・テトラゴナ(Romulea tetragona)の一番花が開花した。南アフリカのケープ地方に自生しているアヤメ科の小球根植物だ。 ピンクのロムレア・テトラゴナ。次の蕾も地面から伸びている。 形状は先日開花したロムレア・グランディスカパ(Romulea grandis…

メセン<天女>に芽ができる

昨年末、代々木の園芸ショップで入手したチタノプシス・カルカレア(Titanopsis calcarea)の株に変化がでてきた。 この植物、南アフリカの少雨の高山地帯に自生しているらしいが、生育環境や育て方は今一つ分からない。分類でいうと、ハマミズナ科あるいはマ…

ピンクのヘスペランサが開花

室内で育てている南アフリカに自生するアヤメ科植物ヘスペランサ・オリガンサ(Hesperantha oligantha、ラテン語的に読めば<ヘスペランタ・オリガンタ>)が開花した。葉のあいだから細長い花茎を伸ばし、その先端に直径2cmほどの紫がかったピンクの花がついて…

室内の原種グラジオラスが開花

室内で栽培している、南アフリカに自生している原種グラジオラス、グラディオルス・ウイシアエ(Gladiolus uysiae)が咲いた。わが家では、今年一番最初のグラディオルスの開花だ。 奇妙な色と形のグラディオルス・ウイシアエ このグラディオルス、去年は戸外…

ロムレア・エクシミアが開花

南アフリカの南西ケープ地方に自生するアヤメ科植物ロムレア・エクシミア(Romulea eximia)が開花した。ラベルを見ると、2018年に種を撒いた株だ。 この種は地面から短い花茎が伸びて、その先端に6弁の星形の花が咲く。花の径は約1.5cm。図鑑などで見ると、エ…

寒波のなかでバビアナが咲く

「冬来たりなば、春遠からじ!」 大寒波襲来で川崎市の寓居でも寒い日が続いているが、そうしたなか窓辺で南アフリカ原産の球根植物バビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis、アヤメ科)が咲きだした。 草丈のわりには大きな花をつけるバビアナ・…

幻想的なフェラーリア・フェラリオーラが開花

少し前に、フェラーリア・フェラリオーラ(Farraria ferrariola)の蕾が膨らんできたという記事を書いたが、そのフェラリオーラがようやく開花した。前の記事と重なる部分もあるが、この植物の性質等は不明の点も多いので、あらためてまとめてみる。 花色はク…

ラペイロウジアの一番花が開花

暖かい陽ざしにつられて、室内で冬越しさせている南アフリカのアヤメ科球根植物ラペイロウジアの一番花が開花した。 青紫色が美しいラペイロウジア・オレオゲナ 本日開花したのは、ラペイロウジア・オレオゲナ(Lapeirousia oreogena)。南アフリカの北西ケー…

フェラーリアの蕾がふくらむ

今年の正月は天気が良いので、室内に取り込んでいる南アフリカ原産の球根植物たちがすくすく成長している。まずは比較的珍しいフェラーリア(Ferraria)のご紹介。 フェラーリア属はモラエア属と近縁で、ともにアヤメ科のなかのアヤメ亜科(Iridoideae)に分類さ…

代々木の隠れ家的植物店に行く

昨日はうわさに聞いていた代々木の隠れ家的な植物店<stand by green>をはじめて訪問した。店長が観葉植物が好きで、好きが高じて店をひらくことになったらしい。ビルの2階にある知る人ぞ知る店で、店内は、店舗というよりはミニ植物園という感じ。棚だけでなく壁中に植物が吊</stand>…

バビアナの芽が伸びる

南アフリカに自生している小型球根植物、バビアナ(Babiana)の芽がかなりのびてきた。 バビアナの芽がかなりのびてきた わが家で育てているのは、ambigua(左上)、blenda(左下) とcedarbergensis(右側の上下)の3種類(前回、10月21日に記事を書いたときはblenda…

清楚なネリネ・プディカが満開になる

南アフリカの清楚なヒガンバナ科植物ネリネ・プディカ(Nerine pudica)が満開になった。自生地は狭く、南ケープ西部の一部地域のみに自生している。寓居では鉢植えで育てているが、草丈は30cm~45cm。1枚の花弁の長さは約3cmで、少しねじれている。花色は薄い…

フェラーリア・ウンキナータが発芽

南アフリカに自生するアヤメ科植物フェラーリア・ウンキナータ(Ferraria uncinata)の種が発芽した。この種は、オーストリアの種苗会社から取り寄せ10月9日に播いたもの。発芽まで約1カ月かかったことになる。ちなみに私は他に10種類ほどの種をオーストリアか…

小さなラケナリア・プシラが開花

小さくてほとんど目立たないが、ラケナリア・プシラ(Lachenalia pusilla)?が開花した。キジカクシ科で、南アフリカのケープタウン付近に自生。 小さなラケナリア・プシラが開花。雄蕊だけがよく目立つ 突き出している雄蕊の長さは約5mm。個々の花は細長いの…

キルタンサスを室内にとりこむ

本日は、キルタンサス(Cyrtanthus)の鉢植えを室内に移動させた。 キルタンサスは南アフリカに自生するヒガンバナ科の球根植物。名前は曲がった花という意味で、キルタンサスのなかでも早くから知られた「マッケニイ」が筒状の曲がった花をしていることからき…

2種類のバビアナが発芽

9月末に水やりを始めた南アフリカに自生する小型球根植物、バビアナ(Babiana)が発芽し、すくすく成長している。わが家ではambigua とcedarbergensisの2種類のバビアナを育てているが、どちらもほとんど同時に発芽した。 ambigua(左)とcedarbergensis(右)、手…

原種グラジオラス「アクァモンタヌス」が発芽

原種グラジオラスの一種、Gladiolus aquamontanus(グラディオルス・アクァモンタヌス)が早くも発芽した。 長く伸びた芽の右側(鉢の中央あたり)に2芽発芽しました。 この品種は、南アフリカ・西ケープ州のSwartberg山脈に自生しており、自生地は冬に雨が降る…

今春最後のラケナリア

ラケナリア・ムルティフォリア(Lachenalia multifolia)が開花した。私が育てているラケナリアのなかでは最も遅い開花。これで今年のラケナリアのシーズンも終わりだ。 花は、約7cmの花茎の先端にハケ状に固まってついており、長い雄蕊と紫色の花粉がアクセン…

白いトリトニアがようやく開花

南アフリカの中型球根植物、トリトニア・パリダ(Tritonia pallida)が咲き始めた。細長い花茎の先端にクリーミー・ホワイトの花を数輪つけている。花弁は、先端が6枚に分化しているが基部で癒合している。花茎の長さは約20cm。葉は幅約1cmで細長い。自生地は…