8日(水)は、横浜市の大倉山で、寓居の向かいに住む音楽一家のコンサートがあり、コンサート前に会場の近くで軽い夕食をとった。
大倉山は私にはまったく土地勘のない街で、夕食をとるにも店選びが難しいのだが、去年の秋に偶然見つけて入ったmarina piccolaという店がとても感じが良かったので、今回は迷わずmarina piccolaにすることにした。
この店、外がビニールシートで覆われていてどんな店か分かりずらいのだが、イタリアンを中心とした居酒屋で、一人で入りやすい。創作料理のメニューも豊富だ。私が行ったのは6時頃だったが、テーブル席はすでに予約でいっぱいで、とおされたのはカウンター席。料理をつくっているお店の人と話ができるので、それも悪くない。ちなみに、カウンターも見る見る客でいっぱいになった。
口開けの飲み物は、普通であればスプマンテ(イタリアの発泡酒)か白ワインにするところなのだが、湘南コールドという湘南特産の柑橘類をリモンチェロ風に仕上げたリキュールのソーダ割りがあったのでそれを選んだ。さっぱりしていて、食前酒にぴったり。この飲み物とお通しだけでも、店のセンスの良さがわかる。しかも、1杯499円でとても安い!
食べ物は、ちょっと迷ったすえ、魚介のカルパッチョと沖縄豚のポルケッタを注文した。
カルパッチョは大皿とハーフがあり、私はハーフをお願いしたが海老と魚がバランスよく入っている。魚介の上のハーブ、プレートの手前のバジルソースも、素材との相性ばつぐん。
続いて出てきたポルケッタはほどよく焼けていて、脂臭さはなく、むしろバラ肉の旨味を堪能できた。
コンサート前なので、食事はここまでにしたが、時間があったら、ゆっくり訪問したい店だ。