本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

今春最後のラケナリア

ラケナリア・ムルティフォリア(Lachenalia multifolia)が開花した。私が育てているラケナリアのなかでは最も遅い開花。これで今年のラケナリアのシーズンも終わりだ。

花は、約7cmの花茎の先端にハケ状に固まってついており、長い雄蕊と紫色の花粉がアクセントになって綺麗だ。1つの球根から肉厚で細長い葉がたくさん伸び、それが「たくさんの葉がつく」という種小名の由来になっている。

自生地は南アフリカ内陸部のタンクア・カルーとグレート・カルーの西端の乾燥地。

種から育てて3年半で開花したラケナリア・ムルティフォリア

寓居では2018年10月に種を撒いたので、開花まで3年半かかったが、かわいい花が咲いてくれたので育て甲斐を感じている。球根もかなり分球しているようなので、来春はさらに楽しみだ。