本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

大倉山でジョイント・コンサートを聴く

8日(水)は、大倉山の古い洋館を使ったホールで、寓居の向かいに住む音楽一家のジョイント・コンサートを聴いた。一家のご主人はトランペット奏者、奥さんはヴァイオリン奏者、どちらも高音のメロディー楽器なので、いったいどんな演奏会になるのか、聴いてみるまでまったく予想できなかったのだが、ピアノを入れたトリオあり、デュオあり、ソロありの多彩なプログラムで、最後まで楽しく聴けた。

大倉山の古い洋館でコンサートを聴いた

ご主人の演奏は、これまでオーケストラのトランペット奏者としてしか聴いたことがなかったので、ソロを聴くのは今回が初めて。演奏を聴いた第一印象は、とてもキレが良いということ。そして演奏会の最後の方の曲目ではとても表情豊かだった。

コンサートの最後から2番目に演奏された曲は、ご主人に捧げられたオリジナル曲。ご主人は、トランペットの演奏を学ぶため2006年にアメリカ留学したとのことだが、その直前にこのホールでこの曲を演奏したそうで、その話を聞いて、演奏を聴きながら感慨の一部を共有させてもらった。

違ったトランペットの吹きわけがおもしろかった

曲にあわせてトランペットを吹き分けていたのも印象に残った。