本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

新しい小径自転車が届く

ネットで注文していたミニベロ(小径 自転車)が届いた。私にとっては3代目の自転車だ。

新しい自転車が届いた!?

私が最初に自転車を購入したのは世田谷に住んでいた頃で、8年くらい前だろうか。世田谷は買い物も便利だし、あまり遠出もしなかったので、ふだん自転車を利用することはまったく考えていなかったのだが、ふと近所の自転車店をのぞいたらルノーの黄色いミニベロを販売していて、それが気に入ったので迷わず購入した。それが最近での、私と自転車の出会いだ。

そう言えば、世田谷に住んでいた頃、ルノーのミニベロに乗って、隣町・弦巻に住む女優Eさんの家をよく訪問していたのだが(弦巻までは、歩くと遠いし、タクシーで行くと料金がもったいない)、大女優にはミニベロがちゃっちく見えたらしく、「私がもっといいの買ってあげるわよ」といつも言っていた(笑)。思い出してみると、自転車を購入して、気軽に訪問できるようになったのが、それまではやや距離があったEさんと親しくなったきっかけかもしれない。

で、このルノーを愛用しているうちにちょっと古くなって、いうことをきかない部分が出てきたので、買い替えたのが3年ほど前。コロナ騒動が始まる直前だ。今度は渋谷の専門店に行き、ラリーの黒いミニベロを購入した。ちょっとしたスポーツ車仕様で、少し高かったがとてもかっこよかった。

それを川崎の現在の住まいに持ってきたのだが、寓居の近くは坂が多くて、乗りづらいことこのうえない。世田谷に住んでいたころはなんともおもわなかったのだが、基本的に、自転車は平地向きの乗り物なのではないだろうか。

ちなみに近所ではちょっとした坂道でも楽々登れる電動自転車に乗っている人が多いが、電動自転車はどうも好きになれない。だいいち、買い物などで普通に利用するだけであれば、通常の大径自転車の方が便利なのだろうが、大径車は好きになれないので、これも仕方がない。

ともかくかっこいいからとラリーのミニベロに乗っていたら、昨年、坂道で転倒して、大破してしまった。修理して乗り続けようかとも思ったが、修理代が高そうだし、きっと完全に元通りにはならないだろうとあきらめて、思い切って新しい自転車に買い換えた。

こちらは国産車だが、ともかくとても乗りやすいし、機能もたくさんついていて使いやすい。