23日の朝は小雨。ホテルの窓から見える近隣の光景が気になり、ホテルがある江戸堀の街並みを少し散歩してから再び中之島をまわることにした。
すると、中之島だけでなく、ホテル周辺にも、貴重な古い建物が幾つか残っていた。
こちらは、ホテルの裏手にあった国の登録有形文化財の江戸堀コダマビル。スパニッシュ様式で1935年に建てられ、第二次世界大戦の戦火を免れて現在もテナントビルとして使われている。
1922年に建てられた日本キリスト教団大阪教会。阪神淡路大震災で半壊したが、ぶじに復元されたという。かたくなに時代の変化に抵抗しているという雰囲気。
ホテル周辺から方向を転じて中之島へ。土佐堀川の対岸の建物は、日本銀行大阪支店(左)と大阪市庁舎(右)。橋は淀屋橋。この光景は、やはり「水の都」だ。
中之島では、大阪市庁舎の隣に樹木に囲まれたどっしりとした建物があったので、近づいてみると大阪府立中之島図書館だった。
この日は日曜日で図書館は休館日だったが、入り口が開いていたので、なかに入ってみた。すると、図書館内部のテナントで、北欧風のカフェ・レストラン<スモーブローキッチン中之島>が開いていたので、引きつけられるように入店。この店は、ふだんは行列ができる人気店らしかったが、私は開店間際に行ったので、待たずに入ることができた。
こちらが店内の様子。<図書館><北欧>という二つのキーワードを活かした、シンプルだがセンスあふれる内装だ。
この店では、<温玉とベーコンとパルメジャーノのスモーブロー>というモーニングセットを注文。野菜がたくさんで、とてもヘルシー。飲み水にもこだわっていた。
https://www.smorrebrod-kitchen.com/
スモーブローキッチン中之島でのんびり朝食を済ませたのち、ホテルをチェックアウト。
日曜日で大学の食堂が開いていないという情報があったので、阪神百貨店で弁当を購入し、大学に向かった。