一昨日(16日)は、寓居の向かいに住んでいるクリスティーナさんのヴァイオリン・リサイタルがあったので、大倉山記念館ホールに行ってコンサートを聴いた。
会場となった大倉山記念館ホールは、昭和7年(1932年)に創建された、趣のある古い洋館のなかの集会所。多目的ホールだが、少人数の音楽会にはぴったり。
https://o-kurayama.com/facility/hole/
プログラムは、日本の作曲家、アメリカに住む日本の作曲家、アメリカの作曲家の作品で構成され、幸田延、伊福部昭、大村朋子、ガーシュウィン、ボルコム、コープランドの曲が演奏された。選曲にもよるのだろうが、日本の作曲家のきまじめさとアメリカの作曲家の遊び心の対比がおもしろかった。
また、プログラムの最後に演奏されたコープランドの「ロデオのホー・ダウン」という曲では、演奏途中に、カウボーイに扮したクリスティーナさんのご主人が乱入?して、会場がどっと沸いた。
演奏の間にクリスティーナさん自身の挨拶と楽曲解説があったが、コンサートでは<音楽を楽しく聴く>ということに力点がおかれていたようで、アットホームな雰囲気が会場に充満していた。