昨日は金曜日だったので、アルバイトの帰りに新宿のワインバー<371 Bar>に立寄り、カウンターで大好きなブルゴーニュ・ワインを1杯飲んでから帰宅した。
この店はグラス・ワインがいろいろおいてあり、何にしようか少しだけ迷ったが、年明けなので思いきってジュヴレ・シャンベルタンを選んだ。ワインバーはたくさんあっても、ジュヴレ・シャンベルタンがグラスで飲める店はそんなにないのではないだろうか(この店のすぐそばにあるマルゴ・グランデよりも、グラス・ワインのレベルは高い)。
生産者はロシニョル・トラペ(Rossigol-Trapet)で、ジュヴレ・シャンベルタンの名門ルイ・トラペ(Louis Trapet)から分かれた家とのことだが、ラベルには生産者より大きく取扱業者の名前が入っている。曰く<Berry Bros. & Rudd>。知らない会社なので調べてみたら、英国王室御用達の酒類販売店ということで、ロシニョル・トラペが生産したワインを直接買い付けて自社ブランドとして販売しているのだろう。いわば、Rossigol-TrapetとBerry Bros. & Ruddによる仏英二重の品質保証のようなものだ。
飲み味は、ゴツゴツしたとんがったところのない非常にエレガントな風味。英国王室御用達のワイン商が選ぶと、野性味よりもバランスの良さが優先されるのだろう。
ワインと一緒にチーズ盛り合わせをたのんで、1杯のワインで幸せな気分になり、満足して帰宅することができた。
さて、今年はどんなワインに出会えるやら。