本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

放置していた寒蘭が開花

日本に自生する東洋蘭の一種でシンビジウムの仲間の寒蘭(Cymbidium kanran)が開花した。自然状態で晩秋から冬にかけての寒い時期に咲くので「寒蘭」という和名がついているが、学名もそのまま<Cymbidium kanran>という。

寒蘭「紅更紗」が開花

わが家の植物栽培は、南アフリカの球根植物がメインで、寒蘭は、どうしてもついでに育てているという感じになってしまうのだが、そのせいか、なかなか咲かない。球根植物とは、日に当てたり水をやったりする時期が違うということは分かるのだが、そのタイミングが難しいのだ。

今年に関しては、翻訳作業があまりにも忙しく、夏から初秋にかけて日陰に置いて水も天然の雨に任せて放置しておいたのが逆に良かったとしかおもえない。見事に咲きそろった。

品種名は「紅更紗」で、すっきりした美花だ。