本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

仔羊煮込みとボージョレ新酒で食事会

『精神について』の翻訳校正が一段落したので、昨日は自宅に友人をお招きして、ささやかな食事会を開いた。メインの料理は手づくりの仔羊肉の煮込み。飲み物は解禁されたばかりのボージョレ・ヌーヴォーなど。食事や会話だけでなく、料理をつくるのも校正終了後の気分転換にはもってこいだ。

久しぶりに友人を招き、自宅で食事会

さて最近、スーパーで仔羊肉をあまり見かけないのだが、今回はタイミングよく手ごろな骨付き肉を販売していたので、まずはそれを買い込み昼過ぎから準備。パーティー料理を全部つくるのは大変なので、前菜はやはりスーパーで買ってきて、それを自分なりに盛りつけることにした。

仔羊肉を大量に買い込んで煮込んだ

夕方、6時過ぎに友人が到着。まずは華やかな前菜に大喜び。

市販の前菜は、エディブルフラワーを使って華やかに盛りつけ

久しぶりに会ったのでいろいろ会話をして、盛り上がったところで、仔羊の煮込み登場。今回はワインやソースなどの分量にあまりこだわらず、適当に煮込んだのだが、けっこううまくできあがっていた。

仔羊肉はとても柔らかくなっていた。一緒に煮込んだ野菜は蕪


仔羊煮込みに合わせたワインは、ピエール・マリー・シェルメットのボージョレ・ヌーヴォー。ヴィエイユ・ヴィ―二ュ、つまり成木で収穫した葡萄をつかったヌーヴォーだ。先日飲んだタイユヴァンのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、とても美味しかったのだがちょっと洗練され過ぎている感じがしたのに対して、このピエール・シェルメットのボージョレ・ヌーヴォーボージョレらしいガメイ種の葡萄の新鮮な香りがした。仔羊肉ともとてもよくマッチし、好評だった。
https://www.mottox.co.jp/producer/winery/001386

料理のあとは、チーズ、デザートもしっかり食べて遅くまで楽しく過ごした。