本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

友達が立ち去る夢

明け方、去年7月に亡くなったY君の夢をみた。

たわいもないことをいろいろ話したようにおもうが、夢なので細かいところまでは思いだせない。最後に彼が「もう逝くね」と言って立ち去っていくところで眼が覚めた。Y君が亡くなって1年以上が過ぎ、いつまでも悲しい寂しいだけではなく、そろそろ彼がいないという事実をきちんと受け止めなくてはならないのかもしれない。

さてY君とは20年近い付き合いで、私のまわりでは、私の好悪や価値観をもっともよく分かってくれる人間だった。なので、私が死んだら私の本や身の回りのものをすべて彼に遺贈し、彼の判断で処分してもらうつもりだったのだが、今となってはそれはかなわない。

しかたがないので、本などの処分は自分で決めなくてはならないとおもいながら、「これはまた読むかもしれない本」「これは不要な本」と、本棚を少しずつ整理している。

そんなことが今朝の夢につながったのかもしれない。

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いる本と不要な本をすこしずつ整理