原爆ドームを見たあとは、ドーム前の駅から広島電鉄の市街電車で宮島口に向かった。
ここでフェリーに乗り換えると、すぐに宮島に着いた。しかし宮島に着くと、連れはここまでの移動で疲れたというので、フェリーの発着所で待ってもらうことにし、せっかくの機会なので一人で宮島を散策することにした。
ともかく参道を厳島神社の方に向かうと、海岸で観光客が小さな舟に乗り込んでいるのが目についた。
この小舟は櫓(ろ)と櫂(かい)でこぐ昔ながらの櫓櫂舟で、海上を厳島神社の近くまで廻ってくるが、満潮時しか運航していないという。われわれが宮島に着いたのはちょうどそのその満潮時で、しかも昼前で観光客が少なかったので、運よく私は待たずに櫓櫂舟に乗ることができた。
揺れる小舟に乗っての海上ミニツアーは、未体験の感覚で最高に愉快。
厳島神社の大鳥居が、ぐんぐん目の前に迫ってくる!
いや~、すごい迫力!
櫓海船のミニツアーは約20分。連れがどうしているか気になるので、残念ながら厳島神社の中を拝観することは断念し、そのままフェリーの発着所に戻ることにした。それでも櫓櫂舟に乗るという得難い体験ができたことで大満足。
戻る途中気になったのはこの看板。そう言えば広島に来てからまだ牡蠣を食べていないと気がついて、手土産に2人分の<かきカレーパン>を買って発着所に戻った。
宮島口からは、来た経路を逆にたどってホテルに戻り、荷物をまとめて、夕方、次の訪問地京都に着いた。