本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

植物(サトイモ科)

霧島天南星がひっそり開花

キリシマテンナンショウ(霧島天南星、Arisaema sazensoo)がひっそり咲き始めた。霧島連山をはじめとする九州の山林に自生しているテンナンショウ属の植物だ。仏炎苞は褐色で、まれに緑色の個体もある。花茎(花序柄)が短く仏炎苞が地面から直接伸びているよう…

庭植えの姫浦島草が開花

ヒメウラシマソウ(姫浦島草、Arisaema kiushianum)が咲き始めた。九州地方と山口県など中国地方の一部の林の中に自生しているテンナンショウ(天南星)属の植物だ。種小名のkiushianumは、「九州地方の」という意味のラテン語。 庭植えの姫浦島草が咲き出した …

独特の形のムサシアブミ(武蔵鐙)が開花

庭に植えたムサシアブミ(武蔵鐙、Arisaema ringens)が咲き始めた。日本と近隣の東アジアに自生しているサトイモ科植物で、日本の自生地は近畿地方以西。テンナンショウ属の植物だが、そのなかでは花のように見える仏炎苞の形が独特で、馬具の鐙をひっくり返…

ふしぎな形のムロウテンナンショウ(室生天南星)が開花

小雨のなか、独特のふしぎな形をしたムロウテンナンショウ(室生天南星、Arisaema yamatense)が開花した。テンナンショウは、日本をはじめとするアジアや北米の一部に自生するサトイモ科の植物。地域によってさまざまな変異があり、このムロウテンナンショウ…