本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

2022-04-03から1日間の記事一覧

砂川文次『戦場のレビヤタン』を読む

今年の第166回芥川賞受賞作『ブラックボックス』の著者・砂川文次が気になって、まずはその前作『戦場のレビヤタン』(文藝春秋、2019年)を読んでみた。単行本『戦場のレビヤタン』は、中編小説「戦場のレビヤタン」(2018年)と「市街戦」(2016年)の2作を収め…

ポーランド史関係の翻訳を終える

去年の11月に始めた分割期のポーランド史関係のテクストの翻訳が、ようやくほぼ完了した。今回は以前翻訳した同じ著者のテクストと合冊にし、前のテクストの訳文や註の見直しも同時に行ったので、テクストの分量のわりには、意外と時間がかかった。文字数で…