本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

ポーランド史関係の翻訳を終える

去年の11月に始めた分割期のポーランド史関係のテクストの翻訳が、ようやくほぼ完了した。今回は以前翻訳した同じ著者のテクストと合冊にし、前のテクストの訳文や註の見直しも同時に行ったので、テクストの分量のわりには、意外と時間がかかった。文字数でいうと、前のテクストが約37,000字、新しいテクストが約40,000字、今回新しく書いた解説が約7,400字で、計84,400字になった。最初の予定では、これを簡易冊子にしようとおもっていたのだが、今年はPCを買い替えたりして出費が多かったので、それは当面見送ることにした。

このテクストの翻訳をはじめたころは、ニュースといえばコロナ関係ばかりだったのだが、2月24日にロシアが急にウクライナに侵攻し、世界情勢が急に変わってしまった。そしてこの問題のルーツも、元はと言えば、18世紀のロシアによるポーランド侵略や対オスマン・トルコの戦争と領土拡大がそもそもの問題の発端ではないかという気がしている。アクチュアリティを求めて始めた翻訳ではないのだが、結果としてあるアクチュアリティをもってしまったという感じだ。ちなみに18世紀までのポーランド中欧の大国で、現在のウクライナ西部はポーランド領だった。ポーランドウクライナの交流は深く、ポーランドウクライナを支援しているのも、ポーランド自身の反ロシア感情に加えて、ウクライナとの歴史的なつながりにある。

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ポーランド分割の地図と参考テクスト

で次は、少しのんびりと、これらのテクストを翻訳しているあいだに購入した本を読もうとおもっていたのだが、長いことほおっていた別のテクストの訳文の見直しをすることになり、今度はそれに時間をとられそうだ。ほおっておいたテクストは18世紀の無神論唯物論に関係するもの。来年の3月までに出版される可能性が出できたので、ここがふんばりどころかなとおもっている。