本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

駆け足の金沢訪問⑤ーー天気に翻弄されながら、無事に撮影終了

兼六園の向かいにある国立工芸館に着いたのは午後1時。大和百貨店を出たときはまだ曇り空だったのだが、工芸館前に着いてタクシーを降りたとたんに、雨の混じった大粒の霰が降ってきた。

工芸館に着いたら、突然霰が降ってきた

濡れては大変とあわてて工芸館に飛び込んで、一息。簡単な打ち合わせの後さっそく作品解説映像の撮影に取り掛かった。スタッフの準備が良く、撮影そのものはあっけないほど順調に終わった。

撮影はとても順調だった

皮肉なもので、撮影が始まると空はまた晴れてきた。しかし、撮影が終わって帰ろうとしたら、今度は土砂降りの雨。金沢は天気が変わりやすいと聞いていたが、この日の午後の変わり方にはほんとうにびっくりした。まあ、今回の金沢訪問の目的である撮影そのものがうまくいったので、良しとするしかない。

国立工芸館は、明治時代に建てられた陸軍の瀟洒な建物を移築して活用しているのだが↓、今回は天候が悪く、行きも帰りもきちんとした建物の外観写真を撮れなかったのが心残りだ。

https://www.momat.go.jp/craft-museum/architecture

さて、雨のせいでもうどこにも行けないので、タクシーであわてて金沢駅に移動したのだが、駅に着いたとたんに雨があがった。すごい天気の変わり方だ。とはいえ、ここまで来たらもう帰るのみと、ただちに新幹線に乗り込んで東京に戻った。