本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

疲れた夜のロシアンキャラヴァン茶

疲れた夜、何かちょっと飲み物が欲しいというとき、みなさん何を飲まれるのだろうか。私の場合は、フォートナム&メイスン(F&M)のロシアンキャラヴァン・ティー

中央アジアの隊商を連想させる紅茶

この紅茶は、たまたま日本橋三越のフォートナム&メイスン・ショップに行ったとき、ロマンチックな名前に惹かれて買い求めたのだが、中国茶(たぶんキーマンなど)がほどよくブレンドしてあって、刺激とマイルドさのバランスが夜飲むのにちょうどよい。

欠陥は、紅茶としてはかなり値段が高いことだが、ウィスキーやワインのことを考えたらそれほどでもない。

それと、この紅茶はフォートナム&メイスンでも限られた店舗でしか販売しておらず、新宿伊勢丹や町田小田急の店舗では購入できない。私が知るかぎり、日本橋三越銀座三越においてあるだけだ。最近日本橋に行くことはほとんどなくなったので、私は、銀座に出かけたとき、銀座三越で買い求めている。

使うカップはなんでもいいようだが、私の場合は、ヘレンドの中国趣味(シノワズリー)のカップを取り出して、それで飲んでいる。このカップも通常の紅茶とは雰囲気が合わないので、ほとんどロシアンキャラヴァン・ティー専用。

最近のロシアはすっかり人騒がせな国になってしまったが、このロシアンキャラヴァンは、ソ連崩壊時に独立した中央アジアステップ地帯をとおる隊商をイメージしているのだろう。

そんなことをぼんやり考えていると、ほどよく眠気がおそってくる。