本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

2020-07-26から1日間の記事一覧

フォークナー『響きと怒り』を読む

ウィリアム・フォークナー(1897年~1962年)の『響きと怒り』(高橋正雄訳、講談社文庫)を読み終えた。これまでフランスをはじめとするヨーロッパの作家の小説はいろいろ読んでいるが、アメリカの作家のものはあまり読んでいないことに気づき、最近は意図的に…

なぜ?

先日、友人が38歳で亡くなった。先月まで、これまでの自分の生き方を振り返って小説を書くと頑張っており、突然のことだ。家族にも理由はわからないという。ひとはなぜ小説を書くのだろうか? ひとはなぜ小説を読むのだろうか? 残された私は、こたえなど分か…