春の到来を予感させる暖かい陽ざしを浴びて、屋内で育てていた南アフリカに自生している球根植物たちが次々に開花し始めた。

アフリカ大陸の南端に位置する南アフリカは、西側が大西洋に東側がインド洋に面しているため東西で気候が大きく異なり、冬から春にかけて開花するのは、大西洋側(南アフリカ西部) に自生している植物。
ちなみに、冬から春にかけて雨が降り、夏はカラカラ、また雨が降ってもすぐに土の中に染み込んでたまらないという南アフリカの球根植物たちにとって好適の気候&土壌の条件はブドウが好む条件でもあり、したがって南アフリカではおいしいワインができる。

さて前置きはこのくらいにして、こちらはすでに何度か紹介しているがアヤメ科のBabiana cedarbergensis (バビアナ・セダルベルゲンシス)。南アフリカ西部のセダルバーグ山脈(Cederberg mountains)が自生地。毎年、他の植物に先影がけて開花する。

草丈は15cmくらいで低いが、それに比べると花が大きく存在感がある。薄紫の花色が美しく、また、甘いよい香りを漂わせる。