5日は、神保町・文房堂ギャラリー(千代田区神保町 1-21-1 4F)で開催中の『NUDE礼賛 おとこのからだ2025展』を鑑賞した。

こちらは展覧会を開催中の文房堂。ギャラリーはこのビルの4階。
この展覧会は、男性5名、女性6名、合わせて11名の作家が参加。<男性ヌード>をテーマに、ジェンダー、セクシュアリティ、表現方法も異なるアーティストの多様な作品を展示し、男性表現・ヌード表現の受容と可能性を探る試み。

こちらの巨大な屏風は、入り口正面に展示してあるちょっとコミカルな木村了子氏(この展覧会のキュレーター)の作品。

こちらは、孤独感や不安をテーマにしたトラジロー氏の作品。

この迫力ある立体は、浅野健一氏の作品。浅野氏は、傀儡、憑依、一体化といった変容をテーマに、伝統的木彫技法とデジタル技術、仏像と神像と現代カルチャーを結び付けた作品を数多く発表し、歴代最年少で円空賞を受賞。その後ろのリアルな絵画は六原龍氏(11月23日から銀座のぎゃらりぃ朋で個展開催)の作品。ありのままのモデルの姿や透明感ある肌の質感、性器の微妙な色の濁りまでを丁寧に描き出している。
すべての作家の作品は紹介しきれないが、多様な表現方法のなかで、それぞれの作品が独自の男性観を表現していた。一般論としては、女性作家の作品の表現が比較的ストレートなのにたいし、男性作家の作品は、男性を描くことへの屈折したおもいをも同時に表現しているといえるだろうか。
この展覧会は10月27日(月)まで開催。