K西学院大学で、さまざまな研究者とふだん自分のなかにたまっているのに話し相手がいないいろいろなことを話し、ふわっと宙に浮いたような気分でホテルに戻ってきたが、このままでは寝つけそうにない。

そこで、ネットで検索して出てきたワインバーPatinaに行き、美味しいワインを飲みながら研究会の余韻を楽しむことにした。

ビルの2階にある店のドアを開けると、入り口にボトルワインがずらりとならんでいて、期待をそそる。

この方が店長の小日向さん。店は今年オープンしたばかりという。この店はWine tasting barというコンセプトで、いろいろなワインをグラスで飲めるだけでなく、グラスワインの量も選べるのが特徴。

ブルゴーニュ・ワインが好きと言うと、お勧めのブルゴーニュの赤ワインをずらりと並べてくれた。

ともかく口開けは、ブルゴーニュとしては南部のマコネ地区で生産されたピュイ・フュイッセ。

次は、マコネより北のコート・ドール(黄金丘陵)の南部コート・ド・ボーヌで生産されたシャサーニュ・モンラシェの白を注文。シャサーニュ・モンラシェは白ワインの有名銘柄で、同じ地域で生産される赤は値段も比較的手ごろなので新宿のワインバー・マルゴでもお勧めワインとしてメニューに載っていることが多く、割と飲む機会が多いのだが、白はあまり飲んだことがない。あこがれのワインだ。

そして、ボーヌよりさらに北のコート・ド・ニュイ地域で生産されるジュヴレ・シャンベルタンでこの日の締め。華麗な選択とおもいきや、慌ててホテルを出てきたので、画像を見るとシャツの襟が出ていてみっともない。
この店は、ワインにうるさい人が多い東京にもありそうな感じだが、同じような店はちょっと思い浮かばない。店の中もシックな雰囲気で、ホットな脳髄をクールダウンするにはぴったりだった。三宮駅からすぐの北野坂の途中にあって、ホテルから徒歩5分くらいの距離というのも、帰りが楽でありがたかった。