『法律制定について』の翻訳作業が一段落したところに、フランスから同じ著者の『経済学者への疑問点』の近代版のテクストが届いたので、この作品の翻訳を始めた。この近代版は、オリジナルの誤植を訂正し、綴りを現代的に修正したほか、修者による比較的長い解説がついており、作品の理解に役に立ちそうだ。

またこの作品にはイタリア語訳もあり、これにはこの近代版よりも詳細な註がついているので助かる。
作品は書簡形式で、生れたばかりの18世紀の経済学の機関紙の編集者に対する質問というスタイルになっている。

全体は10通の書簡で構成され、原稿用紙で約350枚ほどの分量だ。昨日・今日とがんばったので、約30枚ほどの原稿ができた。滑り出し順調だ。
私は、同じ著者の作品をあと2作翻訳したいのだが、もうすぐ71歳という自分の年齢を考えると、結局、この一連の翻訳作業は、自分自身の終活かなという気がしている。