本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

翻訳書の批評会で大阪に行く⑨ーー天満橋の割烹で昼食

アクアライナーでの大川遊覧が終わったのが11時半。乗船場・八軒家浜船着場は、地下鉄谷町線天満橋駅に隣接しているので、天満橋で昼食をとることにした。選んだ店は「吉安」という割烹(大阪市中央区船越町 1-6-1)だ。

天満橋の割烹「吉安」で昼食

この店は地図でみると天満橋の駅からとても近いのだが、大通りに面しておらず、しかも天満橋付近の町名が複雑なので、土地勘がない私には、店を探すのが一苦労。他の店にしようかどうしようかと悩みながら、細かい路地を30分ほどウロウロした。

清潔感あふれる店内

ようやく店が見つかったが、すでに12時を回っている。昼時なのでもしかしたら満席で断られるのではないかと心配しながら、おそるおそる入店すると、この日は比較的すいていて、カウンターにとおされた。こちらが店内で、とても清潔な店づくりだ。

ランチの御膳

吉安のランチは、この朱色の木箱に入った御膳のみ。平日と週末でメニューが替わり、週末のランチはとても豪華で評判だそうだ。ともかく木箱を開けてみよう。

食べてしまうのがもったいないような味!

木箱のなかは、さまざまな煮物、焼き物の盛り合わせ。それだけだったらまあ当たり前だが、造りつけの総菜を単に盛りつけたのではなく、口にした瞬間に一番おいしく感じられるよう、煮かげん、焼きかげんが絶妙に調整されている。単に腕がうまいというより、自分が気に入らないまずいものは客に出せないという料理人の誇りを感じた。絶品だ。

デザートにも、細かな気配りが感じられた

こちらはデザートの練り物だが、これも単なる羊羹ではなく、苺を練り込んだ神経の細やかさ。料理を一品ずつ紹介できないのが残念だが、文字どおり「食べてしまうのがもったいない」という感じだった。

そしてさらに驚いたのはランチ御膳の価格。これだったら2,000円や3,000円でもおかしくないという感じなのだが、目の前に1,500円と書いてあったので、1,500円払おうとした。すると、「1,500円は3月からの値段で、今は1,300円です」という説明。価格の安さに二度びっくり。

今回はランチタイムの訪問だったが、次にまた大阪を訪問することがあったら、夜、絶対に訪問したい店だ。