本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

翻訳書の批評会で大阪に行く④ーーパンを買い込み、ホテルで原稿を書きなおす

20日(木)、いよいよ合評会の当日になった。

いつもの習慣で、この日もかなり早く目が覚める。快晴だが、その分とても寒い。

20日の大阪は、快晴だがとても寒かった

京都に泊まるとき、私はいつもパン屋の進々堂に朝食をとりに行くのだが、梅田駅前のオフィス街にあるホテルモントレ大阪の周辺には、簡単な朝食をとれそうな店もコンビニもなく、ホテルの目の前にあるスタバが開くのを待って、目覚ましのコーヒーを飲みに行った。

スタバで目覚ましコーヒーを飲む。すぐ目の前がホテル

たのんだのは、コーヒーとウィーナー・ソーセージパンのセット。この<ウィーナー>というのは、まあ、ウィーン風ということだろうから、ホテルモントレのコンセプトと合わなくもない(笑)。ちなみに、目の前がホテル。

テルモントレ大阪の中庭。地上8階にある。

それからいったんホテルに戻って、前日から気になっていた中庭を散歩して時間つぶし。ウイーン風はともかく、雰囲気はヨーロッパだ。朝早いので、誰もいない。ちなみに、画像だけ見るとここは地上階のようだが、実は1階ではなく、フロントやロビーと同じ8階にある。一種の屋上階だ。

ベルギーの古い教会を再現したチャペル

ベルギーの古い教会を再現したホテル付属のチャペル。一瞬「ん、ベルギー」と思ったが、ベルギーは長い間ハプスブルク家領でウイーンに縁があるから、まあいいか。

梅田で一押しのパン屋という「ブルディガラ」

パン屋が開く9時を待って、再度ホテルの周辺に繰り出した。こちらがネットで調べた梅田駅周辺で一押しのパン屋プーランジュリー・ブルディガラ(大阪市北区梅田 2-5-25、ハービスプラザ B2)。本店が東京・広尾というというので、大阪まできて東京の味というのはつまらないと思ったが、ほかに適当な店がないのでやむをえない。

「ブルディガラ」で追加の朝食用パンを買った

ともかくこの店で、追加の朝食用パンと持ち帰りコーヒーを買い込み、自室に戻って、合評会で話す原稿づくり。実は、この日話すことに困らないよう、出発する前に原稿を書き上げてすでに主催者に送っておいたのだが、直前に、コメンテーターが話す内容がどういうものか知らせてもらったので、それに合わせて、もう一度最初から原稿を書きなおすことにしたのだ。ここで、昨日心斎橋のハンズで買ったレポート用紙が役に立った。

ということで、なぐり書きながらなんとか原稿を仕上げ、昼前に、合評会の会場となる大阪の大学のサテライトキャンパスをめざして、ホテルを出発した。