本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

寒波のなか、ラペイロウジア・オレオゲナが開花

今週は日本列島に大寒波襲来というが、陽ざしが明るくなったからだろうか、室内で育てていた南アフリカの球根植物のなかで、ラペイロウジア・オレオゲナ(Lapeirousoa oreogena)が真っ先に咲き出した。

ラペイロウジア・オレオゲナが咲き出した。蕾も見える。

ラペイロウジアはアヤメ科の植物だが、分類が難しく、いろいろな種がラペイロウジア属とされたりラペイロウジア属から分離されて別の属とされたりしている。オレオゲナは北西ケープに自生し、草丈は約12cm。花は、基部からはかると約5cm、花の径が約2.5cmで、草丈の割りには花が大きい。花弁も青紫でよく目立つ。

花の基部は細長い管のようになっている。

他の植物に先がけて寒いうちに咲くので、受粉昆虫も少なく、生き残りのために目立つ花をつけるのかもしれない。

もっと増やしたい可憐な植物だ。