本と植物と日常

本を読んだり、訳したり、植物に水をやったりの日々…。

懐かしいポーランド旅行の写真

現在、18世紀にポーランドが分割される前後の政治状況について書いた本(原文はフランス語)の自費出版を現在準備中だが、私は2010年にポーランドを訪問しており、そのときに撮った写真がなんとか使えないかと調べていたら、懐かしい写真がいろいろでてきた。ポーランドへは美術展の関係で行ったので、そのときはあまり意識していなかったが、写真をみると、ショパン生誕200年の記念イヤーだったようだ。

ワルシャワショパン空港(ショパン生誕200年の大ポスターの前で)

このときは、行も帰りもモスクワ経由で、ワルシャワからポーランドに入り、シレジア地方(ポーランド語ではシロンスク)の都市カトヴィツェを起点に、古都クラクフアウシュヴィッツヴロツワフ(ブレスラウ)などを回った。クラクフは現在翻訳中の作品の舞台の一つで、第二次世界大戦等の被害をほとんどうけなかったので、18世紀当時と同じ街並みが現在も残っている。

古都クラクフのヴァヴェル城

ワルシャワの古地図屋で見かけたポーランド分割の地図

ポーランドは以前から訪問してみたい国の一つだったのだが、行く機会はないだろうなとおもっていただけに、とても有意義な旅行だった。