本と植物と日常

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ロムレアの一番花が開花

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ロムレア・アトランドラの一番花と19年に播いた小株(右)


アヤメ科植物ロムレアの一番花が開花した。咲いたのは「ロムレア・アトランドラ(Romulea atrandra)」で、花の直径は2cmほどだがとてもよく目立つ。自生地は、南アフリカの西ケープから南東ケープにかけて。自生地は雪が降ることもある地域で、ロムレアとしてはやや耐寒性がある。右側の鉢は19年10月に播いた種から成長した株で、開花はまだ先。細い葉だけが伸びている。この株の下に小さな球根ができているはずで、それが肥大しないと開花しない。

ロムレアという属名は古代ローマ建国の伝説的英雄ロムルスに由来。南アフリカから地中海沿岸地域にかけて90種ほどが分布している。