緑色の原種水仙が咲いた。学名はNarcissus viridiflorusで、イベリア半島(スペイン)南部から北アフリカのモロッコにかけて自生。晩春に休眠し、毎年9月に水やりを再開すると秋に開花する。地味な花だが、野趣があって好きな植物。花の中心部に小さな副花冠があり、形はきちんと水仙独自の形になっている。また花があまり目立たないのを補うように、香りはとても強く、その香りで昆虫を引き付けるのだろう。繁殖力も強く、球根1個から栽培を始めて、分球でだいぶ増えた。さらに増やすため、今日、人工授粉も試してみた。